何となく「オカルト探偵」というのが思いつきました。
まあ、オカルト探偵自体は珍しくないのですが、ちょっとベクトルが違う方向で。


主人公は莫大な魔術の知識はあるが、
魔術を全く使用しない(できない)普通の人間。
そんな普通の人間である主人公が、
魔術を私欲で濫用する魔術師たちを自分の知識と推理力と観察力で追い詰めていくそんな話。


「ああ嫌だ。魔術なんて嫌だ。オカルトなんてロクなものじゃない。」


「記憶を消した?
俺の記憶が本当に消えているとお前はどうやって確認したんだ?
それに、世の中にはメモ帳や日記や
カメラやテープレコーダーというものがあることを覚えておけ。」


「人払いの結界?
人払いの結界にも色々種類があるが、
暗示系の結界ならば気合でなんとかなるし、
方向感覚を狂わせるのならば、GPSか地図と方位磁石さえあれば何とかなる。」


「魔術とは隠匿されるべきものであって、
堂々と使用するものではない。
そんな魔術師としての大原則も忘れたのか?
ましてや私欲で濫用するとは―――恥を知れ。
……いいだろう。久々に教育してやる。
これが6=5『大達人(アデプタス・メジャー)』の魔術だ!!」


まあ、戯言だけどね。
……あれ?何かクトゥルフ神話の探索者っぽくね?
あ、一応言っておきますが、自分はオカルト大好きなのでそこは勘違いせずにお願いします。
問題は、自分に推理小説をかけるだけの力量がないという事だ……。
まあ、ここで実は主人公は、魔術を嫌って自ら封印していた魔術師で
敵魔術師と戦う時だけ魔術行使ができるとなると
少年漫画&バトル物っぱくなりそうだからそれなら……。
これはフィクションの話題であり、現実とは一切関係ありません。